Misu
御簾
[Genres] | Jiuta |
[Stil] | Kumiuta |
[Schule] | Yanagawa Ryû - 柳川流 |
Gedicht :
一 みすのおもかげ、ものごしに、みそめききそめ、うかうかと、 こいをして、やするはひとの、しらずして、なつやせをするとン、 ヤレすいめさるる。 二 つゆにみだるる、いとすすき、そよそよそよと、ふきくるかぜにも、 なびきそろ、うつつなや、しようだいなしや、とはおもへども、 そもじとわれは、よろずよまでも、ちよまでも。 三 かぜにまかする、うきくもの、ふくかたへゆく、めでしめば、 ひくとおもはでつれなのきみの、こころねや。 四 かずいだみずが、ゆりこぼるるも、うきよのならい、さてもつれなや、 しようだいなしや、うきゃうや、ならぬはわれた、しやくはちかノ。 五 たけがナ、たけがナじゆうしち、はちほんほしやナ、うきなヤン、 もらさでノナ、かごにくむも。 六 われたしやくはち、てなかけそ、とてもなるまい、ものゆゑに、 われたしやくはち、てがござる。エイじじっとしむれば、 なるものを、とりて、ふいてみたれば、 イヨふしがちゃうどした、イヨれつろれつろ、 |